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SL-1200MK7-K
テクニクス Technics
ダイレクトドライブターンテーブルシステム SL-1200MK7-K
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Hi-Fiで培った技術によりDJターンテーブルとしての性能・機能を昇華
2016年に発売したSL-1200Gをはじめ、新生テクニクスのHi-Fiオーディオ開発で培った技術を本製品にも応用しました。モーターはダイレクトドライブターンテーブルの課題であった「コギング」と呼ばれる回転ムラの発生を解決するため、コイルからコア(鉄心)を排除したコアレスステーターを採用したコアレス・ダイレクトドライブ・モーターを搭載しました。ローター磁石の磁力を極限まで向上させ、SL-1200MK6を超えるトルク性能を実現しています。またプラッターには、モーターを構成するローターヨークおよびローター磁石を固定するとともに、モーターとプラッターが強固に結合した構造を採用することで、より安定した回転を可能にしています。加えて電気回路もモーターとプラッターの性能を最大限発揮できるようにチューニング。これらにより、SL-1200MK6を超える回転精度を実現し、立ち上がり時間は同等の0.7秒(33 1/3回転時)を実現しています。モーターの回転制御には、ブルーレイディスク機器で培った最新の制御技術を応用。マイコンによる高度なモーター制御技術により、安定した回転を実現しました。さらに本製品ではトルクやブレーキスピードを4段階で調整可能なほか、レコードの逆回転再生機能(※)も搭載し、DJパフォーマンスの幅を広げます。このほかケーブルのメンテナンス性を高めるため、着脱可能なAC入力/PHONO端子を採用。PHONO端子部には音質劣化の少ない金メッキ加工を施し、純度の高い信号伝送を可能にしました。
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SL-1200MKシリーズと同じ感覚で使用できる操作性、レイアウト
DJにとって「楽器」とも言われるターンテーブルにおいて、本体サイズ・ボタン位置やプラッターを回転させるために必要な力の感覚などはパフォーマンスに影響を及ぼす重要な要素で、SL-1200MKシリーズにおいてはこれまでも形状・特性を変えることなく改良を重ねてきました。本製品においても、デジタル技術を駆使して性能向上を図りながらも外形寸法やボタンレイアウト、プラッターの慣性質量などはSL-1200MKシリーズの仕様を踏襲し、従来同様の操作感を実現しましたので、過去のモデルを使い慣れた方でも違和感なく本製品を使用することができます。
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高剛性筐体、高減衰インシュレーターなどの高音質化設計
外部からの振動を軽減するシャーシは、ABSにガラス繊維を配した特殊素材とアルミダイカストシャーシを強固に一体化した2層構造を採用。剛性を高めた特殊素材と金属シャーシを組み合わせることで、高剛性と制振性を高いレベルで両立した強靭な筐体を実現しました。筐体を支えるインシュレーターは、スプリングとラバーによる構成で、最適な周波数特性を確保することで、高音質と高いハウリング耐性を実現するとともに、大音量環境下においても効率的に外部振動を遮断するように設計しています。またトーンアームはテクニクス伝統のスタティックバランス型のS字形ユニバーサルトーンアームを継承し、トーンアームパイプの素材には軽量で高い剛性をもつアルミニウムを採用。ジンバルサスペンション構造のトーンアーム軸受け部には切削加工のハウジングを使用した高精度ベアリングを採用しました。これらにより、SL-1200MK6より高い初動感度を実現し、レコード盤の高精度な読み取りが可能なほか、スクラッチなどのハードなプレイにも針飛びしにくい高い追従性を実現しました。
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正確で安定したピッチ調整を実現する「ピッチコントロール機能」
回転数の切り換えは33 1/3回転、45回転に加えて、78回転(※)にも対応。また±8 %/±16 %の範囲で回転速度を調整できるピッチコントロール機能は、ピッチスライダーの位置検出とマイコン制御をデジタル制御とすることで追従性や精度が向上し、正確で安定したピッチ調整が可能となりました。
高輝度、長寿命の白色LEDを採用した「スタイラスイルミネーター」
直感的な操作が可能なプッシュ方式の新構造のスタイラスイルミネーターに高輝度、長寿命の白色LEDを採用。また照射範囲、輝度を見直し、暗い環境でも確実に針先を照らします。
DJプレイを演出するオールブラック・デザイン
SL-1200MKシリーズのボタンレイアウトはそのままに、ボタンやトーンアームのパーツにブラック色を採用。マットな質感のブラックボディと合わせて、オールブラックの洗練されたデザインに生まれ変わりました。赤色・青色の2色から切り換え可能なLEDライトとともに、DJプレイを演出します。